そして手術

入院二日目

朝から今日は手術と言うことで、点滴を装着され準備万端その時を待っていました。
14時30分からの予定だったのだが、前の手術が順調だったのか、13時30からの手術になりました。
看護師に告げられ、手術着に着替え徒歩で手術室に移動、前回の心臓カテーテルでは、心臓病と言うことで、車椅子で移動だったので、そんなものかと思った。
事前に説明は受けているし、確約書等は数枚記入しているので、理解はしていたが、自分の名前、生年月日、手術内容を聞かれ返答した。
何かあった際の保険なのかとは思うが、以外と面倒というか、こんなステップを踏むんだなぁと。
そして、手術台に仰向けで横たわり、酸素マスクを装着され、麻酔医師に「全身麻酔をしていきます、何回か深呼吸をして下さい。」と言われ、周りでは看護師や執刀医が準備を始めた次の瞬間、執刀医から「聞こえますか、手術終わりましたよ」の声が、自分の時間感覚が狂わされ何を言われているのって感じ。
経験のある方はわかるが、お酒を飲んで記憶が飛んだときや、疲れていて知らない間に眠ってしまったが意図的に起こされた感じ、事故で意識を失った人が病院で意識を回復したときもこんな感じなのでしょうか。
意識が戻った後は病室に戻って安静なのだが、全身麻酔に付きものの尿管カテーテルがとんでもなく不快、残尿感がずっと持続する感じ、さらには手術の傷口の痛み、この相乗効果で看護師に泣き言、座薬で痛みが緩和されるとのことなので羞恥心を忘れ懇願、お尻を差し出す。
ここから数時間、夢と現実を行ったり来たり少し変な感覚を覚えながら、座薬が効いてきた頃、看護師に両手を使えるように依頼し、色々なコードや管を整理してもらって、自由をいただいた。

スマホの画面を眺めながら、また病気になったら、こんな思いをするんだなぁ、健康一番と思っていた。

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